営業再開のお知らせとともに
突然のご報告で驚かせてしまい本当にすみません。
システム変更で投稿しにくくなったのを言い訳に
放置しまくっていた数ヶ月ぶりのブログが
こんな内容になるとは!です💦
取り急ぎ、私の状況をお伝えしたいと思います。
◯乳がんの病状
右乳房の非浸潤がん(ステージ0)でした。
リンパなどへの転移もなく
右乳房の全摘手術のみで治療完了しています。
◯術後の経過
長時間の技術練習も問題なく終えて良好です◎
すこぶる元気で動き回っており
本当に手術したのか疑惑が。笑
◯乳房再建(胸を新たに作ること)
ひとまずは再建せずに
片乳で人生を歩んでみようと思います😊
◯異変に気付いた時
シコリと乳頭からの分泌液。
定期検診とセルフチェックの大切さを痛感しました。
皆さまも絶っっっっ対に行ってくださいね!
入院中なども色々と面白い出来事や
感じた事など沢山あったので
私自身のための忘備録(笑)も兼ねて
また改めて投稿したいと思いますので
その時はお付き合いください。
事情を知り寄り添ってくれた方
タイミング的に事情をお伝えできなかった方も
何かを察しそっと気にかけてくださったりと
皆さんのおかげで元気に乗り越えられました。
本当にありがとうございました。
療養中にありがたくて泣いていたなんて
私は本当に幸せものです。
以下は先ほどの各項目について
少し詳しくお伝えしていきます。
長いのでお時間あるときにでも。
◯乳がんの病状
がんが最初に発生する乳腺や小葉の中にとどまっている状態の
非浸潤がんでした。
非浸潤がんは命に別状はなく治療すれば治るものです。
ステージ0でもそれぞれの状態により治療法が変わります。
私の場合は広範囲だったため右乳房全摘となりました。
幸いリンパや他の臓器の転移はなく
切除した組織細胞検査の結果も
浸潤していた部位がなかったため
投薬なども必要なく手術のみで治療完了しています✨
乳がんは基本的に進行が遅いため
そこまで手術を急ぐ必要はないと言われています。
私は非浸潤と診断されていましたが
進行が早いがんタイプの可能性がありました。
そして手術して切除した組織検査の結果
万が一がん細胞が乳腺の外へ飛び出し浸潤していたら
私の場合は抗がん剤2種類の投与が必要になると。
少しくらい先の日程で手術しても結果は同じかもしれないけれど
万が一の場合は早く手術しなかった事を絶対に後悔する。
また不安な気持ちを抱えたまま皆様のケアのお手伝いはできない。
そう思い担当医に最速日でお願いしました。
告知から手術日まで3週間弱だったため
皆さまに臨時休業のお知らせをする準備が整わず
突然のことでご迷惑おかけしてしまい
本当に申し訳ありませんでした。
◯術後の経過
手術後は腕が上がらなくなって大変…
なんて話をよく聞きますが
私は手術翌日の朝には突っ張るものの
普通に上まで上げる事ができ驚きました。
全摘と脇のリンパ節は切除ナシという同じ状態でも
手術後の経過は人それぞれで
やっぱり人の体って個性があって面白いなぁとしみじみ。
手術6日後には主治医から
『施術も運動も好きにしていいよ!』と許可が出ています。
果てしなくどうでもいい話ですが
手術8日後にコロナのワクチン接種をして
手術した側の腕は上がるのに
接種した腕がモデルナアームで上がらないという
妙な状態に陥ってました。笑
ワクチン副反応の熱も下がったので
手術10日後に技術練習開始。
さすがに初日だし様子を見ながら…と思っていたら
2時間通し施術してもフットバスを持っても問題なし。
そして翌日への身体への影響もなし!
本当はもう少し早く再開できたのですが
こんな時だしゲンを担いでおこうと
お知らせと再開日を両日とも大安にしました◎
そんなわけで少し再開日が遅れてしまうことに。
早よ働け🤪
ちなみに練習した日は一粒万倍日と天赦日
さらに寅の日が重なるという
すごい運気の良い日だったようです。
普段はこんな事を気にもしないけれど
なんだか幸先が良い✨
知ってたら宝くじ…と
少ししょんぼりした強欲なわたくし。笑
そんな感じでいつも通りに普通に動けていて
すこぶる元気に過ごしています。
◯乳房再建
全摘した場合はその後の治療などにもよりますが
同時再建の手術をするか選択できます。
再建とはインプラント(シリコン)や自分の筋肉や脂肪を使い
胸を新たにつくることです。
同時再建というのは全摘手術と同時に乳房をつくること。
私の場合も同時再建が可能でしたが
今回は全摘手術のみにしました。
1番の理由は同時再建だと
手術日程が遅くなったからです。
先ほどもお伝えしたように
不安を抱えながら暮らすのは無理だと判断し
今回は再建を見送りました。
手術前は胸を失う現実感があまりなかったので
手術後に辛くなるかもなぁと思っていたら
傷口を見ても喪失感に苦しむ事はなく
私を守ってくれてありがとうの気持ちで満たされています。
胸の再建は二次再建といって後からでも可能です。
ひとまず右胸無しのまま片乳で生きていこう〜と思っていますが
左乳房とのバランスが崩れて身体の歪みなど出るようなら
再建を検討しようと思います😊
胸の再建についても感じたことなど
また改めてお伝えしようと予定しています。
◯異変に気付いたとき
2021年3月
初めてシコリに気付いたのは
下着をつける時に胸を脇から寄せた時でした。
ちょうど健康診断で乳がん検診ができる年だったので
検査技師さんへシコリの事を伝え
マンモグラフィ撮影。
検査結果は異常なし。
健康診断は検査結果が送られてくるだけなので
そのシコリの正体が何か判明しないまま
良性だったのかな〜とそのままにしていました。
2022年2月
名古屋市の40歳以上の乳がんの定期検診は2年おきですが
シコリが大きくなっている気がしていたので
乳腺の専門医に診てもらおうと思っていました。
そんな矢先に乳頭から血のような分泌液が出ていることに気づき
急いで乳腺クリニックへ。
ここで乳がんと診断されました。
このシコリが去年の段階で既にがんだったかどうかは
分からないそうです。
また非浸潤がんは私のように
シコリや分泌液などの自覚症状があることが少なく
検査で発見される人がほとんどとのこと。
早期発見するためにには
定期検査とセルフチェックで自身の体と向き合う事が
本当に大切なんだと身をもって感じました。
皆さんもマンモグラフィだけではなく
できればエコー検査も合わせて受けてくださいね。
それぞれに得意な事があるので一緒に受けるといいそうです。
またセルフチェックで少しでも違和感を感じた時は
必ず専門医のところへ行ってくださいね。
もちろん健康診断専門の検査機関でも良いですが
気になることがある時は
専門医での検査ならフィードバックを直接もらえるので。
私もそんなことは知識として頭にありましたが
今まで大した病気もせずに元気に過ごしてきたので
ひとまず2年おきにマンモだけしとけば安心だ〜くらいに思っていました。
血縁者も大病は年を重ねてから…ということが多かったので
私も病気するのはばぁちゃんになった時くらいだろうなんて
安気にしてたらまさかの出来事。
乳がんの発症リスクの原因は明らかになってきているそうですが
予防方法は未だ解明されてないそうです。
でも早期発見、早期治療すれば治ると言われている病です。
必要以上に心配して不安になる必要はありませんが
どうか皆さんも定期検診とセルフチェックで
ご自身の体と向き合ってくださいね。
長文にお付き合いくださり
本当にありがとうございました!
ひとまず状態をお伝えするためにザッと書きましたが
また分かりやすくまとめられたらと思います。
改めましてこの度は急なお休みで
ご迷惑とご心配をおかけししまい申し訳ありませんでした。
そしてあたたかな気持ちを
本当にありがとうございました。
あのお部屋で再び皆さんを元気にお迎えできることに感謝して
1歩ずつ大切に歩んで参ります。
これからもどうぞよろしくお願いします。
またお会いできるのを楽しみにしてますね!
huwali 吉田和泉